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巨峰が届く

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日曜日、実家の母から巨峰が届いた。

毎年8月~9月ぐらいになると母が葡萄作りをしてる友達に頼み
私達に巨峰を届けてくれるのです。(優しい母さんがいて私は幸せだ)

そして今年届いたのは4房。
けれど、一粒一粒がとにかく大きくて食べ応えがあるため4房で私達家族には十分。
以前は何房ももらい食べるのにかなり大変だったのを覚えている。

毎年届くこの巨峰ですが、それはそれは信じられないほど甘くて、
毎年大きな粒を頬張るたびにその甘さに驚きつつ、口中に巨峰の香りと果汁が溢れ
思わず笑顔がほころび、幸せを感じられずにはいられないのです。

母と母のお友達に本当に感謝!

核家族の良さってこーゆー時にあるんだなぁと思う。
つかずはなれずの距離で、思いたった時に便りを出してみたり
電話をしてみたり、時にはお土産を届けてみたり。

放ったらかしでは気持ちは伝わらないから、こうして何かしら形を送って気持ちを伝える。
そんなお互いの気配りに、優しさや思いやりを感じたりする。

ついこないだまで(と言ってもすでに自立して7年近く経ったが)私を育ててくれた親。
こういったやり取りをしていると、自分は親から自立したのだなぁとしみじみ感じてしまう。
と同時に一定の距離を保ちながらも、時々親からの便りにほろりと愛情を感じる。

もし私が、いまだに親と一緒に暮らしていたら
こんなふうにはいかなかったはずだ。親の小言を煩く感じていたに違いない。
近づき過ぎない関係のほうが、気持ち良く過ごせることもあるのだ。
むしろお互いの愛情が際立って感じられるはずだ。

今では殆どないけれど、たまに親の小言があれば何だか嬉しく思い
「そうよねぇ」と素直に頷いている自分がいる。
(親からしてみれば素直な私は相当気持ち悪いかもしれないが)

私も成長したものだ、本当に。

子供が大人になったら親は子供を自立させなくてはいけない。
いつまでも自分の側に置いてはいけない。
それが親の最後の仕事だと思う。

私も息子が大きくなって自立したら
毎年必ず美味しいものを届けてあげたいと思う。
by Crystal_Beer | 2005-09-12 12:14 | ― 食ふ ―

おしゃれも美容も大好き!な欲張り主婦の日記です♪

by びわ子
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