2010年 05月 19日
カバティーナと最後のザイツ
私はタイスの瞑想曲、息子はザイツ5-1を無事?に終えたのでした。
GWはバイオリンを持って旅行に行ったのにもかかわらず肝心の楽譜を忘れてしまい
連休中ずっと二人とも暗譜で宿題をがんばってました。
肝心の楽譜無しの練習となってしまいましたが
連休明けのレッスンで先生は音程が格段に良くなってる!と仰って下さり
楽譜を忘れたのが返って怪我の功名となったんだねーといってました。
よかった♫
そんな折、ふと昔のバイオリンの先生を思い出しました。
とっても厳しい先生で暗譜で完璧に弾けないと終わりにしてくれなかったスパルタ先生です。
それだけでなく音程を間違えたり弓を沢山使ってなかったりすると手をバチーンと叩いたり
ピアノの鍵盤を思いっきりダーンと叩いて「何度間違えるの⁈」とおこったり。
それはそれは本当に鬼のような先生でした。何度もレッスン中に泣いていた私です。。。
でも。
今思い返せば徹底的に基礎を叩き込んで下さったからこそ20ウン年間弾かなくても
すぐに昔の感覚を取り戻せたんだなと思います。
あの頃、私のような問題児(本当にひどかったんです!)をあんなに若い先生が熱心に教育してくれたので
今の私がいるんだと心から感謝。1番厳しくて1番長く習った先生なのでした。
その後小学五年くらいに先生のご出産で辞めてしまったので
その後どうされているか分からないのですが、
きっと今もどこかで熱血バイオリン教師をされているのでしょう。
あの頃の先生の怒った顔が懐かしいです。
現在はまったく逆のとっても優しい先生に付いていますが、
今がバイオリンをしていて1番楽しいです。バイオリンを習いに行くのがとても待ち遠しく
息子も毎週のレッスンが楽しみなんだそうです。
この先プロを目指すわけでもないので今が1番理想的なお稽古スタイルかな(*^^*)
さて、話しが逸れてしまいましたが
現在息子は最後のザイツ5-3をやっております。
難しくてなかなかうまく弾けない自分にフラストレーションが溜まるのか
自宅練習はまるで嵐のよう。泣く喚く怒る。私の粗探しをしては何とか時間を稼ごう作戦まで。
しかし、そう簡単には折れない私。もちろん最終的に息子が観念しましたが「辛くて心が痛む。。。」と弱音を吐いてました☆
こんな難しい曲、僕には無理だと本人は言っていますが
たった二日で、尚且つたった20分程度の練習で1ページ半もすらすら弾けるのだから
もっと自分に自信をもって欲しいと思わずにはいられません!
さてさて、一方私の進度ですがゆっくりペースで楽しんでいます。
現在はカバティーナという曲を弾いているのですが
これがとても爽やかで美しい曲で素敵!
これから鬱陶しい梅雨の時期なのでこういった爽やかな曲なら気分も晴れ渡りそうです♫
by crystal_beer
| 2010-05-19 17:33